◇わざわざのご親切
先日、以前このブログにも書いたことがある「みつこさん」にバッタリ出会えました。
みつこさんは、町中で介助をしてくださったことがきっかけで、ご縁が生まれた素敵な女性です。
みつこさんは、わざわざ歩いて来られた道を逆に戻りながら、私の事務所があるマンションのビルまで送ってくれました。 いつも本当にありがとうございます。
それで、そのビルの隣のコンビニに入りたいとお願いをした私に、みつこさんが「前にHPのブログに書いておられましたよねぇ。 親切な店員さんがおられるコンビニの話し。いつも前を通る時、どの人かなぁと思っているんです」と話してくれました。
私は「あっ、ブログを読んでもらってるんですか。ありがとうございます。はい、ここの店員さんは皆さん、みなさん、本当にご親切な方ばかりなんです」と話して、お別れしました。
それで今回は、そのコンビニの大切な思い出を書きます。
普段から、このコンビニの店員さんは本当に優しい方ばかりで、いつも買い物を手伝ってくれるだけでなく、時間があれば私を隣のマンションの入り口まで送ってくれます。
時間がない時でも、私を出口まで送ってくれ、「ごめんなさいね。今日は送れないですけど」などと言ってくれます。
それは一年くらい前のことでした。 レジが混んでいたので、私は「一人で大丈夫ですから」と言い、一人で店を出ました。
マンションの入り口の通路を歩いていたら、買い物袋がとめてあった自転車に当たり、自転車を倒してしまいました。 悪いことに、それがきっかけで10台くらいの自転車が「将棋倒し」で全部倒れてしまいました。 「わぉ、これは大変だ…」と、私が起こそうと思った時に、後ろから可愛い女性の声が聞こえて来ました。
「大丈夫ですよぉ。 やっておきますから、大丈夫ですよぉ」と。
私は「…??? もしかして、さっきの店員さんですかぁ?」と尋ねたら、「はい、さっきはお送り出来なかったので、ちょっと心配になり見に来たんです」
私はあまりの驚きに胸がいっぱいになりました。 助けてもらってから、お名前を聞いたらアルバイトのTさんでした。
マンションの事務所に入ってから、先ほどの出来事を思い出していました。
そして、インターネットで「セブンイレブンのお客様相談室」の電話番号を調べ、電話を掛けました。 オペレーターの人に「お忙しいところ、このような内容ですみませんが」と断って、先ほどの内容を伝え「本部の方や、店長さんにも、是非この感謝の気持ちを知っておいていただきたいと思い、お電話しました。 店長さんを通じて、お礼をお伝えいただけると嬉しいです」と、お願いをしました。
オペレーターの方も、とても感じの良い方で、私のお願いを聞き入れてくださいました。
その後、Tさんとお会いする機会はありませんでしただ、きっとお礼の気持ちはお伝えしてもらえたと思っています。
お顔は分かりません。 でも、あの日、わずかな時間の出来事でしたが、今もしっかりと心に残っています。
あの「わざわざのご親切」は、忘れられない素敵な思い出です。
みつこさんに出会い、こうして書くことで、また、あの時が蘇り、幸せになれました。
ありがとうございました。 にこっ! 亀ちゃん
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