レッスン68が教えてくれたもの

 3月は、相棒の盲導犬シエルとともに泊まりがけでの講演会を行うなど、充実した忙しい月でした。

68歳の誕生日には、たくさんの方々からお祝いの言葉をいただき、心から幸せを感じる日々を送っていました。

そして、岐阜県の本覚寺さんでの講演では、「ピンチはチャンス」というテーマでお話をさせていただきました。 

 しかし、月の後半に、予期せぬピンチが訪れました。

体調を崩し、病院で診てもらったところ「インフルエンザ」と診断されました。

これほどまでに辛い体調は初めてで、言葉にできないほどのしんどさを感じました。 

 「このピンチにはどんな意味があるのだろう?」と自問し続けたものの、頭痛が続くことへの不安や、悪いことばかりが頭をよぎり、なかなか「チャンス」に結びつけることができませんでした。 

 それでも、少しずつ回復し始めると、この経験が私に与えた意味をようやく考えることができるようになりました。 

 これまで、私は「インフルエンザにはかからない」と勝手に思い込んでいました。

よく「病気をして初めて健康のありがたさが分かる」と言われますが、健康だけでなく、日々の生活の中で当たり前にできていることの尊さに気づくことができました。

 仕事ができること、美味しい食事を楽しめること、ウクレレで心が弾むこと、シエルのお世話ができること、毎朝目を覚まし、夜に眠ることができること、人と会い、笑顔を交わせること、そして、明日を楽しみに計画を立てることができること…。 

 それらすべてが「当たり前」だと思っていた日々が、実はどれもが奇跡的な瞬間であり、感謝すべきものだということを、心から感じました。 

 今回の体調不良は本当に厳しく、私にとっては大きな試練でした。

その厳しさがあったからこそ、今、私は深い意味を見出し、心から感謝の気持ちが湧いています。 

 68歳の私は、まさに「感謝の68歳」でした。

この年齢を迎えることができ、心から感謝しています。


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