◇シエルとの約束、未来への宣言
2018年3月。私は初めての著書 『幸せの入り口屋いらっしゃいませ ~あっ、私、目が見えなくなったこと忘れていました~』をごま書房新社さんから出版しました。
あれから、もう7年。
出会い、別れ、喜び、悩み…さまざまな出来事を通して、私は今ここに立っています。 その中でも、「盲導犬・シエル」との出会いは、私の人生に新たな意味と覚悟を与えてくれました。
シエルと歩いた道、
シエルと過ごした時間。
それらは単なる日常ではなく、「生きること」に真っ正面から向き合い続けてきた証です。
だから私は、シエルとの記憶を「本」という形に残す決意をしました。
この本で伝えたいのは、盲導犬のすばらしさ、シエルが教えてくれたこと、
そして、目が見えなくても、いや、見えないからこそ見える「幸せのかたち」です。
願わくば、この本が、誰かの「幸せの入り口」になることを信じて。
私は今、もう一度、筆を執ります。
私が大切にしている言葉があります。
『身体は食べたもので作られる。 心は聞いた言葉で作られる。 未来は話した言葉で作られる。』
一冊目を出せたのも、「還暦記念に本を出版したい」と声に出したことがきっかけでした。
言葉は、未来を切り拓く力を持っています。だから今回も、こうしてブログに書きます。
これは、自分自身への宣言です。
「逃げるなよ、亀ちゃん」と。 あはは
昔、新聞で読んだ、新入社員の女性の川柳が心に浮かびます。
『やってみよう どこまで出来るか 元気よくっ!』
そうだ。やるしかない。 シエル、行くよっ!
君となら、どこまでも行ける気がする。
亀ちゃん
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