◇ウクレレ・どきどきライブ

 私の今年の目標は
「ウクレレで弾いて歌える曲を100曲覚える」です。
ある講演会の冒頭で、ウクレレでオープニングの曲をウクレレで歌ったら、
「空気が柔らかくなって良かったよ」と褒めてもらいました。
そんな私に親友の米ちゃんが『ウクレレ講演家』という立派な名前をつけてくれたのですが、まだまだ未熟な私は多くの人の前では緊張してなかなか練習のようにはいきません。
「これを何とかしたい。人前であがらなくしたい。どうすれば…」と考え、慣れるしかないと考えた私は6月から週に1回の「路上ライブ」を盲導犬シエルと始めました。
初日は本当に恥ずかしさと緊張で何度も「これ、本当にやらないといけない?辞めておこうか」と逃げ腰になりましたが「0を1にするためだ」と思い切って挑戦し、最近は少し慣れてきました。
ただ、前を素通りする人の気配は感じるのですが、「やっぱり、こんなへたな歌は誰も聞かないわなぁ」と思っていました。
そんなある日、一人の女性が
「これでワンちゃんに何か買ってあげてください」と声をかけてくれました。
私は驚いて「あぁ、そんなつもりでやっていませんから、お気遣いは結構ですよ」と応えたのですが、「せっかくですから、どうぞ」と、200円を持たせてくれました。
その方の優しさにほっと心が緩みました。
そして、先日のことです。
その日は10人の仲間と食事会をすることになっていたので、そのメンバーの二人の人に
「食事会の前に地下の通路でウクレレで歌っています。もし、良かったら通行人を装って聞いてください」と、お願いをしておきました。
伝えていた時間になり、私はライブを始めたのですが、その二人がいつ来てくれるかがわかりません。
ひょっとしたら、聞いてくれてるかなぁと思いながら、10曲くらい歌い終った時です。
周りから大きな拍手の音が聞こえてきて、ビックリしました。
私の仲間が10人と、他にも通りがかりの人も聞いてくれていたのでした。
仲間が通りがかりの人に
「これまでに聞いたことがありますか?」と尋ねてくれたら「はい、いつもやっておられるので知っていますよ」とのことでした。
いつも一人でやりながら
「誰も聞いてくれなくて良いんだ。自信をつけるのが目的なんだから」と孤独な自分を慰めていました。
そんなふうに今まで聞いてくれた人はないと思っていたので、とても嬉しかったです。

今回、わざわざ立ちよって聞いてくれたり、周りの状況を教えてくれたた仲間に感謝です。
そして、いつも傍で孤独を支えてくれているシエルに、感謝です。
今、ウクレレで覚えた曲が90曲くらいになり、ライブの回数が8回になりました。
それが100曲を超えるか、路上ライブが100回を超えた時、私の中で何かが変ると思います。
今よりちょっと胸を張って「ウクレレ講演家」と言えるようになれたら嬉しいです。 
にこっ!


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