◇ シエルの誕生日
今日は私の相棒の盲導犬「シエル」の5才の誕生日です。
「シエル、おめでとう。 そして、いつも助けてくれてありがとう」
シエルは産んでくれたお母さんの家からパピーウォーカーさんの家に移り、盲導犬の訓練時代を経て、2才8ヶ月の時に私とペアを組んだので、私との時間が一番長い時間になりました。
これまでシエルと一緒に沢山の思い出を作ってきました。
5月の休日の朝、シエルと妻と私で近くの里山に散歩に出かけました。
その帰り道、シエルがふと足を止めて後ろをじっと見ています。
少しして妻が「道ばたの花を撮影していたら遅くなっちゃった」と追いついて来たら、シエルがまた前を向いて歩き始めました。
「あらぁ、待ってくれてたんだぁ」と妻と一緒にシエルの気遣いに感心しました。
先日電車の中で私は音楽を聴きながらウトウト。
シエルは私の足元で横になっていました。
途中の駅で乗って来て前方の長椅子に座った若い男性の2人のヒソヒソ話が聞こえてきました。
「盲導犬も眠るのかなぁ?」に、もう一人が「いや、目を開けてる」の声が聞こえてきました。
私は寝たフリをしながら、心の中でクスッと笑いました。
「シエル、誕生日おめでとう。 そして、いつも一緒にいてくれてありがとう」
これからも、こんな小さな思い出を一緒に残していこなっ! にこっ!
亀ちゃん
※写真は5月に写した思い出の一コマです。
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