◇ハンカチを持って考える
先日、将棋の藤井棋聖が見事にタイトルを手にした後、テレビの報道番組のインタビューに答えていました。
「対局の最中、ハンカチを持って考える場面がありますが、あの時は何を考えているのですか?」に対する答えを聞き、「さすがだなぁ…」と、彼の凄さを改めて感じました。
「はい、盤面を逆さにして、相手からどう見えているかを考えています」と言った内容の答えでした。
昔、私の目が見えていた頃の話ですが、新聞の記事で日本地図を見つけました。
それを見た瞬間、何か違和感を感じました。
普段見慣れた日本地図は北海道が右上にあります。
それが、その地図では左下にありました。説明によると「逆さ地図」と言って、日本を逆さまから見た地図でした。 「朝鮮半島から見る日本の形は、こうなんだ…」と、新しい発見でした。
他人と意見が違い、よくよく聞いてみると自分の思い込みで、まったく違った絵をイメージしながら議論していたということがあります。
相手の立場、他の人が感じる考え方など、相手側から見ないと分からないことがよくあります。
私がついつい独りよがりになってしまう時、藤井棋聖を見習って、ハンカチを持って考えたらいいかも知れません。
にこっ! 亀ちゃん
★前回のブログで関西盲導犬協会への募金のことを書いたら、すぐに二人の人から「私も募金をするね」という連絡が入りました。
その優しい真心に、感謝と感激で胸が熱くなりました…。
ミッケルと並んでお礼を申し上げます。
「ありがとうございました クゥーンっ」(笑)
※写真は赤いカッパもよく似合うミッケルです。
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