◇声援
先日、有名な老舗のふぐ料理店が閉店すると聞き、大変驚きました。
長い歴史の中、これまでも数々の困難を乗り越えてこられたとは思いますが、今回もきっと色々考えられての決断だと思います。
残念です。「ご苦労さま」といいたいです。
さて、サッカーなどのスポーツでは、「本拠地(ホーム)と敵地(アゥエー)では、声援や会場設備などの影響で、本拠地が圧倒的に有利だ」とよく聞きます。
それで「声援」の言葉から昔の体験を思い出しました。
私が20代前半の頃、会社の運動会でリレーの選手に選ばれたことがあります。
一人が走る距離は200メートルで、私はバトンを持って必死に走り始めました。
だけど、100メートルまでは何とか頑張ったのですが、200メートル手前で息が上がり、「もうダメ」という状態になりました。
ちょうどその場所が、私が所属するチームの前あたりで、みんなの大きな声援と拍手が聞こえて来ました。
「亀さぁーん、頑張れぇーっ!」
すると、何か分からないけど不思議な力が湧いて来て、何とかスピードを落とさずにゴールまで走り抜くことが出来ました。
話は変わって、元テニスプレーヤーの松岡修造さんのお話です。
松岡修造さんの大きな応援スタイルは有名です。
でも私は初めの頃、失礼ですが「ちょっとワザとらしいな」と思っていました。
それが、ある日の番組で「ボクがテニスをやっていた時、“もうダメだ”と気力が萎えた時、会場から『松岡ー、頑張れぇーっ』」の声が聞こえてきて、それがすごく大きな力になったんです。
だから今、大きな声で応援するようにしています」の話を聞き、「そうなんだ…」と、大いに納得し、ファンになりました。
声援は弱った心に酸素を届けてくれます。
私もこれまで沢山、沢山の人から応援の言葉をいただきました。
コロナ問題で頑張っておられる多くの方々に声一杯に「ガンバッテェ~」と伝えたいです。
そうそう、先日ミッケルと散歩をしていたら、若いお兄ちゃんが二人で土木作業をしている声が聞こえてきました。
その横を通る時、一人のお兄ちゃんがミッケルを見つけ
「おぉー、頑張ってるな。頑張れよっ!」と、
声を掛けてくれました。 にこっ! 亀ちゃん
※写真は電車の中のミッケルと私です。
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