◇トナカイになったシエル

先日、歯のメンテナンスで歯医者に行った時の話です。
待合室で私の相棒の盲導犬シエルと待っていると、近くの年配の男性の声が聞こえてきました。
独り言のように「賢いなぁ」と。
近くに居られた別の年配の女性が
「ほんと、賢いですねぇ」と相槌を打たれました。
続けて男性が「そのへんの子供よりも、よっぽど賢いなぁ」と。
先程の女性が「ほんと、賢いですねぇ」
私は「ありがとうございます。はい、賢いんです」と、ニコッとそちらに目を向けました。
一拍おいて、「今日帰って、孫に教えてやろうっ」と言われ、私たちも笑いました。
10分ほど経って、大人しいシエルに感心したのか「大人しいなぁ」と、またつぶやきました。
女性の人が「そうですねぇ」と。
すると男性が「内の嫁さんは、犬で言えばスピッツだから、キャンキャンキャンキャン、うるさい、うるさい。一日中キャンキャン言ってる。結婚して60年だけど、ずっとそうっ」と、うんざりな口調で言われました。
少しして、また思い出したように
「娘が二人いて、それを言うと“それはお父さんが教育してきたんだから、誰にも言って行くところはないわ”と言うんですわ」と笑わせます。
そして最後の決めゼリフが
「これは帰って、孫だけじゃなく、嫁さんにも教えてやろっ」の真剣な口調にで、大爆笑でした。
私の順番が来て、治療エリアに行き、シエルは良い子で待機していました。
歯科衛生士の人がベッドに横たわる私に、
「みんな可愛いワンちゃんを見に来ていますよ」と教えてくれました。
私が「じゃあ、次から‘ワンちゃんの握手券’を作らないといけないかもしれませんね」と笑いました。
皆さんに愛されてシエルも私も幸せでした。

次はクリスマスイブの「伝え方教室(話し方教室)」の話です。
教室を毎回zoomでやっているのですが、今回はクリスマスなので、シエルも仲間に入れてあげることにしました。
折角だからと、妻がシエルをトナカイさんに、私をサンタさんにしてくれました。
皆さんに喜んでもらえ、シエルも私も嬉しいクリスマスイブになりました。
さて、クリスマスも幸せな幕を閉じ、いよいよ今年もカウントダウン。
楽しかった今年1年を振り返り、来年の楽しい夢を考えています。
このブログを読んでくださった皆さま、一年間本当にありがとうございました。
来年も、どうぞシエル共々よろしくお願いいたします。
では皆様、
希望に満ちた新年をお迎えくださいませ。
ありがとうございました。  
幸せの入り口屋 亀ちゃん
※写真はこの一年の振り返りショットと、シエルの可愛いトナカイ姿です。

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ようこそ、幸せの入り口屋 公式ホームページへ! 私は「心の眼と、耳」で、お話を聴かせて頂き、 その方の「幸せの入り口」を見つけ、夢の実現のお手伝いをさせていただきます。 どうぞ、「幸せの入り口」に立って、見る景色をあなたのこれからの「未来の希望」にしてください。

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