◇これ、当たり前?

 先日、前にニューヨークの一人旅から日本に帰って来たときのことを思い出しました。

それは、6月のブログにバングラデシュ出身の「ジャケルさんの本を禁酒をして書いています」と書きましたが、それを書き終えてのことでした。

私は2014年に自信をつけるために全国47都道府県「一人旅」に挑戦し、それがほぼ終わりかけた2015年に「これなら外国も行けるかな」と、今度はニューヨークの「一人旅」にチャレンジしました。
そのニューヨークから帰って来て一番想ったことがありました。
それは、「言葉が通じるって、めちゃめちゃありがたいなぁ」ということでした。
日本全国を回っている時は、「目が見えないから不便だなぁ」とだけ想っていましたが、ニューヨークでは言葉が通じない怖さと不安を痛いほど感じたからです。 

ジャケルさんの本を書きながら、日本語がほとんど分らない状態で日本に来て、生活をしなくてはならなかった19才のジャケル青年は、どんなに不安で、怖くて、困ったことだろうと考えました。

私が日本にいる限り、目は見えなくても言葉が通じ、助けてもらえる安心感はどれだけ有り難いことでしょう…。
そう考えると、言葉だけでなく、聞こえること、歩けること、「すみませーん」と助けを求められることもそうです。
また、本に詳しく書いたのですが、ジャケルさんは自分の本当の生年月日を知りません。
それはジャケルさんの国に、当時は戸籍の制度がなかったからです。

そんなふうに、今回の取材と執筆で「日本に生まれたこと」の悪かったこと、良かったことの再発見が出来ました。

今回本を書かせてもらい、普段、当たり前と想っていたことが、「当たり前じゃない」ということを気づかせてくれたジャケルさんに心から感謝です。

それともう一つ、
「毎日ビールが飲めていること」、
これ、当たり前じゃなかったです。 

にこっ!  亀ちゃん

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