◇トナカイのミッケルと「メリークリスマス!」


 「メリークリスマス!」 盲目のサンタ 亀ちゃん・西亀 真です。
今年はコロナ禍でちょっと静かなクリスマスですが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
今年も、亀サンタからクリスマスと、年末のご挨拶です。
さて、私ごとですが、2月から「盲導犬(通称:ミッケル)」とユニットを組み、一緒に生活するようになりました。
それで今回は、その生活の中で気付いたことなどを書かせていただきます。
「親と子は同い年。子供が生まれて親になる」の言葉がありますが、正にその通りで盲導犬・ミッケルと一緒に感動し、悩み、一緒に成長してきた手探りの10ヶ月でした。
盲導犬を持つための4週間のミッケルとの合宿訓練を卒業する時、指導教官の先生から「西亀さん、盲導犬から尊敬されるユーザーさんになってください」の言葉をいただきました。
盲導犬から尊敬される…。
指示は伝えられても会話が出来ない相手に、尊敬してもらえるようになるには、どうすれば…と、深く考えました。
先ずは出来ることからと、とにかく愚直に朝の食事や、トイレの世話など規則正しい生活を送るようにしました。
良い時は一杯いっぱい褒めて、注意をする時は感情的にならないように、短く「NOっ」と叱るようにしています。
それから、毎日のブラッシングの時などは愛情と感謝の心を込めて、丁寧に接するようにしています。
「ミッケル可愛いね、大好きだよ。ミッケル、来てくれてありがとう。いつも助けてくれて、ありがとう。元気でいてくれて、ありがとう。いつも一緒に居てくれて、ありがとう」と、笑顔で口に出しながらブラッシングをすると、尊敬されているか、どうかは分かりませんが、じぃーっと私の目を優しく見てくれています。
言葉は通じなくても、目は見えなくても、「真心はお互いに確実に伝わるなぁ…」と感じています。


先日、盲人のために副音声が挿入された「三本木農業高校、馬術部」という映画を電車の中で聞いていました。
作品の中で「馬術部の女子生徒が、馬と別れるシーン」があるのですが、それが切なくて涙が止まらなくなりました。
と言うのは、盲導犬を持つきまりで、ミッケルが10才になった時に、別れの日がやってきます。
ミッケルは今3才ですが、その別れの場面を想像してしまい、涙がこぼれたのでした。
別れの日、心から尊敬し合えるように、ミッケルと一緒に限りある時間を、大切にたいせつに刻んでいきます。
そんなことから、こちらが尊敬し、感謝をすれば、お互いに「尊敬し合える関係」になれるのかなと思いました。
最後に、今年はコロナで大変な年でしたが、沢山の方に支えていただき、幸せでした。
これまでに出会ってくださった皆様に心から感謝いたします。
今年も一年、本当にありがとうございました。
皆さまのお幸せを、心からお祈りいたします。
では、優しいクリスマスの夜と、希望の新年をお迎えください。
赤いマスクで、「メリー クリスマスっ!」 にこっ!
「幸せの入り口屋」 亀サンタ


先日思い掛けない人から「ブログ読んでるよ」と教えてもらい、大変驚き、とても嬉しかったです。
この「ひとりごと」を書かせてもらうことで、感謝と幸せを再確認でき、「また頑張ろう」という気持ちになれました。
読んでいただけること、とても嬉しかったです。
一年間お読みいただき、本当にありがとうございました。
そして、毎回、毎回、ブログを更新してくれた管理人さんにも感謝で一杯です。
ありがとうございました。
では、来年はまた新しいスタイルでお会いしましょう。
どうぞ、素敵な新年をお迎えください。  

ミッケル&亀ちゃん

※写真は、亀サンタを引いてくれるトナカイのミッケルです。

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ようこそ、幸せの入り口屋 公式ホームページへ! 私は「心の眼と、耳」で、お話を聴かせて頂き、 その方の「幸せの入り口」を見つけ、夢の実現のお手伝いをさせていただきます。 どうぞ、「幸せの入り口」に立って、見る景色をあなたのこれからの「未来の希望」にしてください。

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