◇マスクに込められた真心
先週、『アベノマスク配布完了』のネットニュースを読みました。
その記事に「4月17日の配布開始から2カ月、4月1日の安倍晋三首相による配布表明から2カ月半あまりかかった計算だ」と書かれてありました。
あの頃は、マスク不足が社会の大きな問題でした。
そんな中、2カ月半で計画、注文、製造、検品をし、全国の全てに配布出来たのは「 すごいなぁ、大変なご苦労だっただろうなぁ」と思いました。
そう考えていたら、もう何十年も前に観た「3年B組金八先生」のドラマの1シーンを思い出しました。
内容は金八先生が故郷に帰ったおみやげに、饅頭を買ってきて、みんなに配りました。
放課後、金八先生がクラスのゴミ箱に捨てられたいくつかの饅頭を見つけ、次の日にみんなに話しました。
「今時、みんなはこんな饅頭などは食べないかも知れないです。食べたくなかったら無理して食べなくてもいいです。捨ててもいいです。でも、どうしてそれをクラスのゴミ箱に捨てるのですか。どうして、家に持って帰って家のゴミ箱に捨てないんですか。そういう優しさがないのが悲しいです」のような話でした。
私はこのドラマを見てから、何かをもらった時、それに込められた「真心」を少し考えられるようになりました。
「真心」といえば、もう一つ韓国ドラマの『宮廷女官チャングムの誓い』に出て来た言葉を思い出しました。
「薬を処方する人の真心、薬を煎じる人の真心、薬を飲んで治ろうとする人の真心。この三つの真心で、病気が良くなる」という言葉でした。
今回のマスクにも、沢山の真心が詰まっていることでしょう。
これは私の想像ですが、外国のどこかで今回のマスクが作られた。
ひょっとしたら、貧しい生活の中で、納期を守るために頑張ってマスクを縫ってくれたかも知れない。 その国では文化の違いで、あまり衛生に気を使わないところだったかも知れない。また、出来るだけ早く届けようと、多くの人が無理をして頑張ってくれたかも知れない。
最後は暑い中、雨の中、重たい荷物を持ち、家のポストまで届けてくれたのは間違いないです。
この「マスク」と、マスクに込められた多くの人の「真心」に「ありがとうございます」と、素直に心から感謝します。
話を私の盲導犬ミッケルに移して。
ミッケルの心はとても素直で純真です。
私の真心を素直に喜んでくれます。 それが嬉しいです。やり甲斐があります。勉強になります。
にこっ! 亀ちゃん
※写真は三輪神社の「夏越の大祓」に行った時の写真です。
★以下は、三輪神社のネット情報の抜粋です。
当社では、『夏越の大祓(なごしのおおはらい)を行っております。
半年間の邪気を祓い清め、病魔をなくし、身も心も清々しくなって、暑い夏を元気に
乗り切りましょう。
古来より大祓と共に茅の輪(ちえのわ)くぐりと人形(ひとがた)のお祓いを当社で
は行っております。
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