◇引き寄せの法則
盲導犬は勝手にトイレをしないように教育されているので、毎回パートナーの私が排泄の世話をするという話は、前にも書きました。
ビニールのレジ袋を、ウンチ用と、おシッコ用の2カ所にベルトで取り付けてやるのですが、今回はこの「ビニール袋」についての話です。
先ず、ビニール袋の束から、1枚のビニール袋を取ります。
次にビニール袋の口を広げようとするのですが、新しいビニール袋はピタッとくっついていて、なかなか口が開けません。指先が湿っていれば早いのですが、乾燥しているとなかなか開けられません。 何か手を濡らすものは無いかと探しますが、ありません。
仕方がないので、ペロッと指を舐めたりすることがあるのですが、その前に排泄の処理をした後などは舐められません。
「何か良い方法は無いかな?」と、毎日考えていました。
先日「新型コロナ」の報道番組をテレビでやっていました。
私はそれを何となく、聞くとはなしに聞いていました。
「スーパーには買い物をレジ袋に入れる台がありますが、そこに置いてあった濡れタオルをコロナの感染予防対策で取り除いたそうです。 すると、ビニール袋が開けられなくなり、困る人が増えたので、“袋の持ち手になる部分を左右に引っ張ると開けやすくなります” の開け方の説明を張り出したそうです」という話でした。
んっ!
そうかぁ。 早速やってみると、上手く開けられ「よしっ!」と、心の中で「ガッツポーズ」 でした。
私がビニール袋の開け方で困っていなかったら、今回の情報も聞き流していたことで しょう。
よく「引き寄せの法則」で、「何かを強く念じていると、ひょんなことでヒントが降りて来たり、会いたい人に会えたりする」と聞きますが、今回、本当にそれを思いました。
だからこの先、先が見えず、不安になるばかりで、自分の頭では答えが見つからないことでも『必ず答は見つかる。必ず、道は開ける』と強く、強く、強く信じて、希望を持って前に進むことにします。
ミッケルと共に。 にこっ!
※写真は、ミッケルと希望を持って歩く田舎道の写真です。
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