◇幸せを見つけた人が幸せになれる

 今月の初め、朝の散歩の途中、まだ寒く霜が降りた草むらで妻が「ふきのとう」を見つけました。
その時、「幸せを見つけた人が幸せになれる。春を見つけた人が春を感じられる」の言葉が浮かびました。
今回は、街中で見つけた「幸せ」のお話です。

☆地下鉄の車内でリュックを網棚に置こうとしたら、近くの誰かが手を添えてくれたので、お礼を伝えると、別の誰かが席が空いていることを教えてくれ、座らせてもらいました。
降りる駅の一つ手前になったので、リュックを背負おうと立ち上がって左手を通し、次に右手を通そうとしたら、近くの誰かが通す部分を広げてくれ、手を入れやすくしてくれました。
幸せの連鎖で、とてもホッコリの朝になりました。

☆込み合っている地下鉄車内で男性が空いている席に座らせてくれました。
降りる駅に着き、先ほどの人はもう居られないかなと思いながらも、出口付近で後ろを向いて「ありがとうございましたぁー」とお礼を言って外に出ようとしたら、後ろの方から「行ってらっしゃーい」の声が聞こえてきたので、慌ててもう一度振り返り、笑顔で「ありがとうございまーす」とお礼を言いました。
お礼を言ってみて、良かった♪

☆「行ってらっしゃい」の話で、もう一つ。
地下鉄のエレベーターでよく一緒になる若い女性が、乗る時に親切に案内をしてくれます。
そして私が降りる時に、いつも「はい、開きました、どうぞ。行ってらっしゃーい」と言ってくれ、私も「行ってきまぁーす」と返して別れます。
その人に会えた日は、ホッコリ笑顔になります。

☆「失礼しまぁーす、盲導犬と乗せてもらいまーす」と言いながら地下鉄の電車に乗り、ドア付近に立っていました。
少しして若い女性の声で「ここ席が空いていますから、どうぞ」と、端の席を教えてくれました。
「あっ、空いていますかっ」とお礼を言いながら座らせてもらったのですが、込み具合で「今の人、きっと席を立って空けてくださったんだ」と想像がつきました。
次の瞬間、その人が「気がつかなくて、お伝えするのが遅れてごめんなさいね」と言ってくれ、私も慌てて「いえいえっ、とんでもないです。ありがとうございますっ」とお礼を言いました。
優しい気遣いに感動の朝になりました。

☆「失礼しまぁーす、盲導犬と乗せてもらいまーす」と、いつもの電車に乗りかけたのですが、その日は何故かいつもより込んでいました。
途中まで入ったのですが、ちょっとこの込み具合だと厳しいなと思って「シエル、今日はいっぱいだから、次にしよっ」と言いながら電車を降りました。
すると中から二人の女性がわざわざ降りて来られ「大丈夫ですよ。乗れますよ」と、優しい声で私に声を掛けてくれ、車内に誘導してくれました。
そこにはシエルと入れるだけのスペースができていました。
私は胸にぐっと来るのを押さえながら、そのお二人と周りの人に少し大きな声でお礼を言いました。
次の日から「失礼しまぁーす、盲導犬と乗せてもらいまーす」の言葉を「“おはようございまぁーす”、盲導犬と乗せてもらいまーす」に変えました。 
にこっ!
※写真は盲導犬シエルの「フリスビー」初挑戦

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ようこそ、幸せの入り口屋 公式ホームページへ! 私は「心の眼と、耳」で、お話を聴かせて頂き、 その方の「幸せの入り口」を見つけ、夢の実現のお手伝いをさせていただきます。 どうぞ、「幸せの入り口」に立って、見る景色をあなたのこれからの「未来の希望」にしてください。

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