◇盲導犬シエルと共に生きる
4月は野山の草木が一気に新芽を出すかのように、沢山の楽しいイベントが目白押しでした。
月初の桜満開の地元の花見に始まり、ジャケルさんの出版本の関係で、ジャケルさんが暮らす吹田市の後藤市長を訪ね、とても貴重な体験をさせてもらいました。
次に私達「幸せの入口屋」の仲間“幸せの案内人”まきちゃんの「サクライセラピー」のホームページがリニューアルし、それをお祝いする会に楽しい仲間が集まりました。
新しくなった素敵な文章と画像の説明をしてもらいながら、「すごぉーいっ」と、みんなで盛り上がりました。
シエル(愛称・ミッケル)のことでも、毎年4月は「フィラリア予防」のため、動物病院で検査をし、薬をもらいます。
これで先の狂犬病予防接種に続き、大事な行事が終わりました。
いつも元気に助けてくれるシエルに感謝です。
こんな楽しいイベントもありました。
私達が応援している劇団ユニット「音物語」の公演「世界一明るい暗闇」が、愛知県の岡崎市で開かれました。
大阪や山口のファンクラブの仲間が、日帰り組みと宿泊組みが一緒に岡崎入りし、地元の熱いファンの皆さんと一緒に観させてもらいました。
すごく良かったです。
観る度に新しい工夫や、技術のレベルアップが感じられ、観客全員の感動もこれまでで一番大きいと感じました。
(当日の「ＤＶＤ」も作ってくれているそうなので、また購入したいです)
舞台が終った後の、合同の懇親会もすごく楽しくて、素敵な一日になりました。
その次の日は、宿泊したホテルで「幸せの入口屋」の大切な“愛の金庫番”の文ちゃんの誕生日を、みんなでお祝いしました。
そこに、70数名の人からのビデオメッセージが花を添えてくれ、大いに盛り上がりました。
このサプライズを文ちゃんにとても喜んでもらい、文ちゃんの日頃のお人柄と人気がよく分かり、私達も幸せでした。
そして先日。
グローアップハピネスさんの主催する講演会に呼んでいただき「盲導犬シエルと共に生きる」の演目でお話しをさせてもらいました。
シエルの講演（公園）デビューです。 （笑）
私の盲導犬「シエル(このブログでは“ミッケル”の愛称で書いています)」と生活を始めて体験したエピソードや気づいたこと、そして学んだことなどをお話ししました。
皆さんとても優しく聞いてくださり、幸せな体験でした。
「いつも町中で多くの人に助けてもらっています」と感謝の気持ちをお話ししました。
ちょうど今朝の出来事です。
地下鉄の電車に乗る時、「失礼します。盲導犬と一緒に乗せてもらいまーす」といつものように声を出しながら乗ろうとしたら、誰かの優しい手がそっと私の手を持って支えてくれました。
私は「あっ、ありがとうございますっ♪」とお礼を言いながら乗り込みました。
目的地に着き、降りる時に、ひょっとしたら、その方がまだ居られるかもと思い「ありがとうございましたぁ」と社内に向かってお礼を言いながら電車を降りました。
階段に向かう曲がり角、また優しい手が私の腕をそっと支え、誘導してくれました。
「あっ、さっきもお世話になった方ですかぁ？」と尋ねたら、
「はい、そうです。」と答えてくれたので、「先ほどもありがとうございました。
すっごく嬉しかったですっ♪」とお礼を言いました。
その方が優しい声で「お気をつけてっ」と言ってくれ、お別れしました。
何ともニコニコの爽やかな朝になり、嬉しい気分でシエルと仲良く歩き始めました。
愛溢れる4月の日差し、まなざし、志。
感謝溢れる4月でした。
にこっ！ 亀ちゃん
※写真は4月の花、桜とはなみずきです。
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