私がよく行くコンビニは自動ドアーで、勝手にドアーが開きます。

前に使っていたマンションの事務所はオートロックで、暗証番号で開きました。

今の事務所のドアーは鍵を使って開けます。

このようにドアーには、色々なタイプの鍵があったり、押して開けたり、引いて開けたり、横にスライドさせて開くなど様々です。

人生の中でも、病気や怪我、人間関係や、仕事の向き不向き、学歴や経験など色々なことで行き詰まることがあります。

私も目が見えなくなると言われた時は、どうして良いのか分からなくなった時期がありました。

そんな時、『障害を壁と思うか、扉と思うか、それは本人次第』の言葉を教えてもらいました。

「どうやって開けるか？」の前に、「扉」と思えなかったら、前に進めません。

私は以前、就労移行支援 manaby 大阪本町事業所の米田社長と、スタッフの皆さんのお話を聞かせてもらい、大きな感動をいただきました。

何かの事情で働くことが難しくなった人達のために、スタッフの皆さんが懸命にサポートされている様子が、私の心を強く揺さぶりました。

私も経験したことですが、「働ける喜び」は、お金でなく、仕事の内容でなく、本当に働けることの意義が分かった時、私の中で何かがはじけました。

それを利用者さんに伝えておられるスタッフの皆さんは本当に素敵です。

そんなある時、米田社長から私に講演依頼の話が来ました。

私は喜んで引き受けました。

病気や何かの事情で、家から出られなくなっている人。

人間関係などで、辛い思いをして、なかなか前に進めない状態の人。

また、身近な人や知り合いの人の中にそんな人が居られて、心配をされている方。

そのような方達の心の痛みを思いながらお話させていただきます。

その講演が一ヶ月後になりました。

4月23日(土)大阪市中央区　大阪国際交流センターです。

参加費は無料です。

ご興味のある方、どうぞ。

また、お知り合いの人で、ご興味がありそうな人や、困っておられる人などにお知らせいただけると嬉しいです。

詳しい内容や申し込み方法は、添付のチラシをご覧ください。

最後に、外出が苦手と思っておられるあなた。

私の盲導犬・シエルに会いに来てください。

今回の演目：『盲導犬‘シエル’と共に生きる』

～シエルの名前の由来は「幸せを得る」から。　

私の仕事は「幸せの入り口屋」　そんな二人の物語～

「シエルが、支えが、希望があるから私は自由に外出が出来ています」

そんなお話を聞いていただきます。

壁を扉と思っていただけたら、嬉しいです。

会場でお会い出来ることを楽しみにしています。　

「幸せの入り口屋」シエル＆亀ちゃん

※このブログでは私の盲導犬を幸せを見つけるパートナー「ミッケル」の名前で登場してもらっていました。

今回、講演では本名の「シエル」で、壇上に上がってもらいます。

シエルの講演（公園）デビューです。　にこっ！

写真はふきのとうを手にした私を見つめるミッケルこと、シエル。

2022.03