◇明日があるさ。夢がある
2024年4月11日
私が盲学校に通っていた時「全国盲学校弁論大会」に出場し、準優勝のご褒美で中国旅行をプレゼントしてもらいました。
目が見えなくなってからの海外旅行は初めてで、
「せっかく旅行に行っても、見物ができないのでつまらないないだろうな」
と想像していました。
でも、天安門広場や、万里の長城に立ち、建造物や地面を手で触りながら、
「これが、あの場所なんだ」
と、昔見た映像が思い出され、見えなくても十分な感動が味わえました。
場所だけでなく、料理や、人とのコミュニケーションで、大いに楽しむことができ、私の最初の
「見えなければつまらない」
先日の日曜日、去年に続き妻と盲導犬シエルと地域の桜の名所に花見に出かけました。
満開の桜は見えなくても、美しさの説明や、周りの人たちの声で、十分花見が楽しめました。
盲導犬シエルも、人に褒めてもらったり、おやつをもらったりでご機嫌でした。
そして、今年もウクレレで歌って楽しみました。
去年は野外で歌うのは初めてだったので、緊張していましたが、今年は毎週のストリートライブで慣れているので、去年よりは平気でした。 (笑)
今年も去年と同様、桜の木の下で森山直太朗さんの『さくら』などを歌って楽しみました。
去年はその『さくら』をこのブログでも管理人さんにアップしてもらったので、今年は別の歌、ウルフルズの『明日があるさ』をアップしてもらいます。
ヘタですが、よかったら聞いてください♪
のんびりと外の空気を満喫し、周りの楽しい声を聞き、心がはずみました。
好きなウクレレで「明日があるさ」、「夢がある」と歌って、楽しい夢を引き寄せました。
天気の良い外で飲むビールも最高でした!
桜が見えなくても、家族で花見に行けて幸せでした。
「生活の質」を感じられる素敵な一日でした。
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